【実話あり】秘書検定2級はノー勉で合格できる?友人が70%正解した話

当サイトの記事にはプロモーションが含まれている場合があります
【実話あり】秘書検定2級はノー勉で合格できる?友人が70%正解した話

「秘書検定2級って、もしかしてノー勉でも合格できるの?」
「来週が秘書検定2級なのに、全く勉強してない…これで受かるの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、今回は実際に“ノー勉”で秘書検定2級に合格した友人の実話をご紹介します。

合格率60%といわれるこの試験で、勉強ゼロで挑んだ彼女は、なんと正答率70%を達成!

この記事では、その体験談とともに、「ノー勉で合格できる人の特徴」や「自分がノー勉で通るか判断する方法」まで、詳しく解説します。

目次

ノー勉で秘書検定2級に合格した友人の話

女性二人が秘書検定2級受験後に、自己採点をして、友人の点数が良かったので驚いている状況の画像

私が秘書検定2級を受験した時のことです。

私自身は営業事務から秘書に転職を考えていた時期で、秘書検定2級受験のためスキマ時間に勉強していました。

そんな時「私も秘書検定というものを一緒に受けてみたい」と声をかけてくれた友人がいました。

私も友人も秘書検定を受験するのははじめてでした。(3級は未受験でした。)

私と友人は同じ会社の同僚で
朝から夜中まで働く
いわゆる社畜でした…

激務期だった友人は
秘書検定2級受験日当日まで
一切勉強できなかったのです!

友人は受験日当日合格は諦めていて「とりあえず秘書検定2級がどんなものか受けてみたい」という軽い気持ちでした。

それでも彼女は、試験当日の自己採点で70%の正答率を記録し、見事に合格しました。

なぜノー勉でも合格できたのか?

ここで疑問に思う方も多いはずです。

なぜ、何の準備もしていない彼女が、合格できたのでしょうか?

その理由を分析してみると、以下のような背景がありました。

● 社会人経験が豊富だった

企業に所属しているとわかる問題があります!

秘書検定にノー勉で合格する人のほとんどが、学生さんではなく社会人経験がある人なのではないでしょうか。

彼女は長年、営業事務の仕事をしており、ビジネスマナーや来客対応、電話応対などは日常業務の一部でした。

つまり、秘書検定で問われる多くの知識は、すでに彼女の中に「経験値」として蓄積されていたのです。

● マナー・接遇と直結する職種に就いていた

左画像=事務作業でラベリングをしている女性
右画像=スーツ姿で笑顔でお辞儀をしている女性

秘書検定は、ビジネスマナーや敬語、接遇に関する知識を問う試験です。

「普段の仕事でマナーや敬語を自然に使っていたかどうか」が、合格できるかどうかを左右したのだと思います。

たとえば以下のような傾向があります。

✅マナーが業務に直結する職種❌マナーとの接点が少ない職種
総務・一般事務・営業事務工場勤務・研究職・倉庫作業など
受付・秘書・接客業エンジニア・デザイナーなど
営業(法人)専門職で外部対応がない職種

もちろん、どの仕事にもマナーやコミュニケーションは求められますが、
秘書検定で問われるような「正確な敬語」や「社外文書の形式」などに日常的に触れているかどうかは、合否に大きく影響します。

● 試験形式のほとんどが「マークシート式」だった

秘書検定2級のほとんどはマークシート方式で出題されるため、ある程度の直感と常識で答えられる問題も多いのが特徴です。

勘に頼った部分もあったようですが、それが功を奏したケースです。

準1級や1級であれば、不合格になっていた可能性が高いです。

とはいえ、記述箇所が未回答だと
不合格になってしまいますので
そこは注意!

合格率60%の秘書検定2級。ノー勉で通るのは一部の人だけ

たしかに、彼女のようにノー勉で合格する人もいます。

しかし、誰でも通るわけではないというのが現実です。

秘書検定2級の合格率は、年度や回によって多少異なりますが、平均して約60%前後

(※2025年2月9日の受験者情報では、秘書検定2級の合格率は61.5%)

つまり、40%の人は不合格になる試験で、不合格になった40%の人の中には「ちゃんと勉強していたのに」という方がいるのも現実です。

「仕事でマナーを学んだことがない」「敬語に苦手意識がある」「就職活動中で社会経験が乏しい」といった方にとっては、ノー勉での合格はかなり厳しいといえるでしょう。

ノー勉で合格できるかは「過去問」で見極められる

「でも、私もノー勉で受かるタイプかもしれない」と感じた方へ。

その見極め方法は、とてもシンプルです。

それは――
過去問を1回分だけ解いてみること

私は過去何十回と秘書検定2級の過去問を解いていますが、
その正解率はある程度一定しています。

● 秘書検定2級の過去問を1セット解く

公式サイトや書店で入手できる過去問を用意し、時間を測って1回分を本番形式で解いてみてください。

その結果、70%以上の正解率が出せれば、ノー勉でも合格の可能性は高いといえます。

● もし50~60%未満なら勉強すべし

逆に、50〜60%未満の正解率だった場合は、やはりある程度の対策が必要です。

特に「ビジネスマナー」「言葉づかい」「文書の種類」などは、過去問を通して慣れと理解を深めることが合格への近道です。

時間がない人が“どこを学ぶ”?

秘書検定受験日まで日数がないため、何を勉強したらよいかわからず分厚い参考書を広げて悩んでいる女性の画像

あなたがもし、秘書検定2級受験日まで1週間しかない場合。

全範囲を勉強できないのであれば優先順位は以下の通りです。

優先順位1:過去問の記述箇所を丸暗記

前述で「試験形式のほとんどがマークシート」と言いましたが、
かといって、記述を全て未回答にしてしまうと不合格になる可能性があります

秘書検定は配点を公表していないのですが、最後の4問(記述箇所)は、おおよそ4割近い配点と推測されます。

また、記述箇所はグラフや会場セッティング形式、敬語など出題される分野を推測しやすいです。

CBT形式で受験する場合の記述箇所

CBT形式で受験する場合は、記述箇所に時候の挨拶や敬語などが出題されやすいです。

CBT形式はPC入力で受験するため、
漢字を覚える必要はなくなりますね

優先順位2:「必要とされる資質」を捨てる

\筆記試験出題領域/

60%理論必要とされる資質
職務知識
一般知識
60%実技マナー・接遇
技能

秘書検定は、理論と実技それぞれを60%以上正解しなくてはなりません。

どちらか一方を捨てるわけにはいきません。

理論分野に含まれるのは、「必要とされる資質」「職務知識」「一般知識」です。

「必要とされる資質」分野は暗記で対応できない領域です。
・取り次がないよう言われても取り次ぐ場合
・うわさへの対応
などで、秘書検定2級分野で最も回答に時間を要する分野です。

もし受験日まで残された時間が全然ないのであれば
私なら「必要とされる資質」箇所をまず捨てます!

時間に余裕がある場合は、“過去問”で
鍛えることをおすすめします。
(何度も繰り返し同じ問題が出題されがちなので)

暗記で対応できる「職務知識」「一般知識」を学習し、落とさないことで合格を目指します!

優先準備3:実技「マナー・接遇」「技能」を暗記

秘書検定2級では、実技「マナー・接遇」「技能」も60%以上正解しなくてはなりません。

マナー・接遇では、間違いやすい敬語・席次・慶事弔事のマナーが多く出題されます。

技能では、記述箇所で会場のセッティングやグラフが多く出題されていますし、
CBT形式の記述箇所では、時候のあいさつや社内文書の敬語などが多く出題されています。

受験日まで時間が無い人におすすめのテキスト

試験日まで1週間しかない、という人におすすめしたいテキストは以下の2冊です。

1冊目:\秘書検定2級 過去問/

2冊目:\秘書検定2級 テキスト/

秘書検定2級を完全独学で受験する場合、最低でも2冊(過去問+テキスト)が必要です。

上記2冊は、実務技能検定協会が監修する公式テキストです。

過去問を扱えるのは公式テキストだけ!

様々なテキストを手にしましたが、
私が2冊だけ買うならこの2冊です!

\テキスト選びに迷ったら以下記事にまとめています/

まとめ|あなたはノー勉合格タイプ?今すぐチェック!

秘書検定2級は、ビジネスマナーや敬語に自信がある方なら、ノー勉でも合格できる可能性があります。

ですが、それは一部の「実務経験者」に限られる話です。

✅ ノー勉でも合格できるかを見極めるには?

  • 過去問を1回分解いてみる
  • 正解率70%以上なら合格の可能性大
  • 60%以下なら、短時間でも対策を!

いずれにしても、何も対策しないままぶっつけ本番で挑むのではなく、自分の立ち位置を「過去問」で客観的に確認することが合格への第一歩です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次